「ゆなすみ」こと長岡柚奈、森口澄士組が語ったオリンピック挑戦への決意 「悔しくて、落ち込んで、でも立ち直って、もう一回挑戦し直す」

ゆなすみ 取材に応じる長岡柚奈(左)と森口澄士

 フィギュアスケートの木下アカデミーが18日、拠点の京都府宇治市で氷上練習を公開し、ペアでミラノ・コルティナ冬季オリンピックを目指している長岡柚奈、森口澄士組が取材に応じた。
 初出場だった3月の世界選手権では、ショートプログラム(SP)で初めて実戦に投入した3回転ツイストリフトで長岡が転倒。22位と振るわず、フリーに進めなかった。二つ目のオリンピック出場枠が懸かる9月のオリンピック最終予選(北京)へ“ゆなすみ”が思いを語った。
 
 ―新シーズンへの意気込みは。

 長岡柚奈「(2024~2025年)シーズン全体を通して、フリーの点数、ショートの点数が安定してきて、グランプリ(GP)シリーズも2戦出場させていただいて、四大陸選手権、世界選手権とたくさんの大きな試合に出させていただけた。すごくいろんな経験を積むことができて、自分に足りないところだったり、評価していただけるところだったりを、何回も試合に出ることですごく実感することができた。それをしっかりとオリンピックシーズンに生かせるように頑張っていきたい」

 森口澄士「僕もショート、フリーの合計点が結構安定して、同じ点数を出せるようになってきたので、やっぱり次は本当にもう一段階上に、何段階も上に上がって、絶対にオリンピックの枠をつかみとれるように。いま必死に、やっと習得できたトリプルツイストを今、必死に練習しているので、絶対にオリンピックの枠を取れるように頑張ろうと思います」

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三村 舞

この記事を書いた人

三村 舞 (みむら・まい)

2021年共同通信入社。大津支局で滋賀県警、司法を担当し、23年5月から大阪支社運動部でフィギュアスケート、サッカーのG大阪を中心に担当。小学生時代、浅田真央さんが優勝するとファンの祖母がアイスを買ってくれた。神奈川県出身。