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2025.12.19

友野一希「僕、まだ、引退って言ってないんですけど、チームも勢ぞろいで。俺、引退させられるのかな?っていう」【全日本フィギュア男子SP】

全日本選手権 友野 一希

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 フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で友野一希(第一住建グループ)は88.05点で4位につけた。

 友野の演技詳細とコメント全文は以下の通り。

 ―演技後は笑顔というか苦笑いだったのでしょうか。振り返って。

「もう、笑うしかなかったですね。本当にもう、最後まで『らしさ』全開だったというか。会場の雰囲気も、ミスも、ちょっともったいない部分も。自分が全部、出してしまったなっていうので。ショートはでも、この緊張感の中、あれだけやってきたから出せた演技だったと思いますし。(4回転)サルコーも悔しい部分はありますけど、自信を持って(リンクに)立てたのが一番良かったので」

 「明日も、フリーはやっぱり一番練習してきましたし。正直、ショートの方がちょっと不安だったので。明日は大丈夫だと思いますし。ああいう曲ではありますけど、終わった後に、今日の会場の雰囲気も本当に…。演技前は吐きそうになるぐらいなのに、こんなに温かい応援があるのか、っていう感じで。フリーはそれ(応援)を返すような、(雰囲気を)かみしめながら。会場の雰囲気を、全部、自分のものにできるようなプログラムなので、終わった後にそれが全部、広がって、幸せな形で終われるような演技になればいいと思っています」。

 ―昨日は「ふわふわしている」と話していました。きょうはいかがでしたか。

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。

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