【モスクワ共同】フィギュアスケート女子で2018年平昌冬季五輪金メダルのアリーナ・ザギトワと22年北京五輪女王のアンナ・シェルバコワ(ともにロシア)が、アイスショー出演での来日前に共同通信の書面インタビューに応じ、23歳のザギトワは「日本に戻れることがうれしい。日本の一流スケーターや観客と会えることを楽しみにしている」と語った。
ロシア選手はウクライナ侵攻に伴って国際大会から除外されているが、この問題に関する質問は受け付けられなかった。2人はアイスショーやテレビを中心に活動中で、31日と6月1日の「ファンタジー・オン・アイス2025」(幕張メッセ)に出演する。
ザギトワは日ロ合作映画「ハチとパルマの物語」の舞台あいさつで21年に秋田県を訪れて以来の訪日。ロシア版忠犬ハチ公が題材の同作品では特別出演した。近況については「実現したいことが多く、最近はフラワーアレンジメントが大好き」とし「(母国で)日本レストランを開く夢」も諦めていないと答えた。