フィギュアスケート女子で世界選手権を2024年まで3連覇した坂本花織(25)=シスメックス=が20日、競技人生について「(残り)1年を切っているという感じ。次(30年冬季五輪)は29歳なので、不可能。26になる年で区切りを付けようとやっている」と話し、2月にミラノ・コルティナ五輪が行われる来年での引退を表明した。出身地の神戸市に新設されたリンクの開業セレモニーで語った。
坂本は力強いスケーティングを持ち味に頭角を現し、18年平昌五輪で6位、22年北京五輪で銅メダルを獲得。世界選手権は22年から3年連続で制し、今年は2位だった。