フィギュアスケートの第63回北九州オープン競技会~飯塚アイスパレス杯争奪戦~(飯塚杯)は2日、福岡県飯塚市の飯塚アイスパレスで行われ、ジュニア女子は岡万佑子(木下アカデミー)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の合計190.70点で圧勝した。
山田恵(木下アカデミー)がSP、フリーともに2位の合計167.90点で2位に入った。

岡はルッツートーループの連続3回転ジャンプを成功した後にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦。注目の大技は回転不足で転倒に終わったものの、高い柔軟性を生かしたスピンや、しなやかな滑りで魅了した。
ケイトリン・ウィーバーさん振り付けのフリーで124.97点をマークし「アクセルが降りられず、二つ目のフリップは着氷がちょっと乱れて悔しいけど(GOEはプラス0.21)それ以外は落ち着いてできて良かった」と話した。

岡は「木下カンセープレゼンツ サマーカップ2025フィギュアスケート競技会」(8月9~12日・木下カンセーアイスアリーナ)やジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦トルコ大会(8月27~30日・アンカラ)にエントリーしている。