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2025.08.02

ジュニア女子は岡万佑子が圧勝 トリプルアクセルは転倒 山田恵2位 フィギュア飯塚杯

飯塚杯 ジュニア女子フリーで演技する岡万佑子=2025年8月2日、飯塚アイスパレス(撮影:井上将志)

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 フィギュアスケートの第63回北九州オープン競技会~飯塚アイスパレス杯争奪戦~(飯塚杯)は2日、福岡県飯塚市の飯塚アイスパレスで行われ、ジュニア女子は岡万佑子(木下アカデミー)がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の合計190.70点で圧勝した。
 
 山田恵(木下アカデミー)がSP、フリーともに2位の合計167.90点で2位に入った。

 岡はルッツートーループの連続3回転ジャンプを成功した後にトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に挑戦。注目の大技は回転不足で転倒に終わったものの、高い柔軟性を生かしたスピンや、しなやかな滑りで魅了した。
 
 ケイトリン・ウィーバーさん振り付けのフリーで124.97点をマークし「アクセルが降りられず、二つ目のフリップは着氷がちょっと乱れて悔しいけど(GOEはプラス0.21)それ以外は落ち着いてできて良かった」と話した。

 岡は「木下カンセープレゼンツ サマーカップ2025フィギュアスケート競技会」(8月9~12日・木下カンセーアイスアリーナ)やジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦トルコ大会(8月27~30日・アンカラ)にエントリーしている。

井上 将志

この記事を書いた人

井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。

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