ニュース

2025.12.19

初出場14歳の岡崎隼人、フリー進出なら「4回転トーループやるつもりだった」 緊張感味わい「先輩方に尊敬の気持ちしかない」【全日本フィギュア男子SP】

全日本選手権 岡崎 隼士

SNSでシェア

 フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で初出場の岡崎隼士(岡山・蒼明学院中)は51.53点だった。

 岡崎の演技後のコメントは次の通り。

 ―演技を振り返って。
 「すごく楽しかったです。やっぱりジャンプにミスが出てしまったので、そこはもう今回は雰囲気にのまれてしまったので、しょうがないというところで。その他の振り付けやスピンなどを思いっ切り、自分の全てを見てもらおうと思って表現したので。思った通りにはいかなかったですけど、自分の中ではかなりいい演技ができて良かったと思います」

 ―始まる前はどうでしたか。
 「やっぱり初めてこんなにすごい大人数の前で演技をしたので、すごく緊張しましたし、この雰囲気の中でやっている先輩方に尊敬の気持ちしかないです。自分は今回は全然良くなかったので、もうとりあえず楽しむだけ。後半はもう楽しむと割り切ってやりました」

 ―演技中の心の中はどうでしたか。
 「今回はミスで『ああー』とかではなく、もうとにかく楽しいっていう。自分がそもそも勝てるとは思っていなかったので、自分を見せられたらなと思っていたので、自分の中では満足です」

 ―ジャンプは二の次でとにかく楽しく滑ると。
 「ジャンプは結構頑張ろうと思ってはいたんですが、ルッツを失敗したので、もういいやと。とりあえず楽しもうと思ってやりました」

 ―これだけ大人数の前で滑るっていうのはどうでしたか。
 「今回は本当に楽しかった。緊張はしますけど、でもやっぱりやると思ったらすごく元気になりました」

 ―今後の目標設定は。
 「やっぱり次もこの舞台に立ちたいなという思いがすごく強くなりましたし、ジュニアでも、もっともっと上の方を目指してやっていきたいなと思います。本当はフリーに通ったら4回転トーループをやるつもりだったんですけど、いけなかったので来年やります」

 ―全日本はどんなイメージを持っていましたか。
 「やっぱりテレビで見ていた舞台なので。憧れとかではないですけど、やっぱりそのすごい舞台っていうのは自分の中でずっと思っていて、その場所に立てたことを本当にうれしく思います」

あわせて読みたい

ピックアップ