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2026.04.12

青木祐奈「悩みに悩んで、現役続行決めました」 表明後、初の公の場で思い語る

日本スケート連盟の基礎スケート教室で講師を務めた青木祐奈(左から2人目)ら=12日、栃木県日光霧降アイスアリーナ©2026 Pokémon. ©1995-2026 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

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 フィギュアスケート女子で現役続行を表明した青木祐奈(24)=MFアカデミー=が12日、共同通信の取材に応じ「四大陸選手権で優勝してから悩みに悩んで、なかなか決まらなかったんですけど、本当に自分が今やりたいことを一番に考え、たくさんの方に自分の演技をお届けしたいという気持ちで続行を決めました。来シーズンも、たくさんのお客さんの前で滑れる機会を大事にしながら、1試合1試合大切に、いいものを作っていけたらいいかなと思います」と胸中を語った。初出場で日本女子最年長優勝を果たした1月の四大陸選手権後は進退を明言していなかった。

 この日は、栃木県の日光霧降アイスアリーナで日本スケート連盟が開催した「基礎スケート教室」に講師役として登場。今月5日に自身のインスタグラムで「来季も現役を続行することにいたしました」と明らかにして以降、初めての公の場だった。

 子どもから大人まで64人の参加者に寄り添いながら滑る楽しさを伝え「スケートの難しさを感じながら、自分が小さい頃、こういう段階もあったんだな、というのを思い返すような貴重な機会になりました」と笑みを浮かべた。自身は2006年トリノ冬季オリンピックで金メダルに輝いた荒川静香さんに憧れて「やりたいと言って始めた」とエピソードを披露。「そういう体験だったり、教室を通して滑る楽しさにすごくはまった」と懐かしそうに話した。

 教室では、ともに2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックに出場したスピードスケート男子の野々村太陽(博慈会)とショートトラック男子の岩佐暖(きらぼし銀行)も指導役を務め、実演や指導でスケートの魅力を伝えた。野々村は「4年に1度のオリンピックでは速さというよりも、勝つための強さが必要だと感じた。メダル獲得という目標を掲げて次の4年間をやっていこうと思うので、1年1年が大切」と決意を表明。岩佐は「オリンピックで悔しい思いをし、レースで勝つ難しさを改めて痛感したシーズンになった。この経験と悔しい気持ちを持って、1年1年、世界のメダルに向けて頑張っていきたい」と語った。

井上 将志

この記事を書いた人

井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。

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