連載

2026.04.06

りくりゅうの最高のフリーは全てオリンピック 互いに支え合った素晴らしい団体戦チーム【ミラノ・コルティナ冬季オリンピック①】

 ペアで金メダルを獲得し、ブルーノ・マルコット・コーチ(中央)と記念撮影する三浦璃来(右)、木原龍一組=ミラノ(共同)

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 フィギュアスケートのペアで世界選手権覇者としてミラノ・コルティナ冬季オリンピックのシーズンを迎えた三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)。メインコーチのブルーノ・マルコット氏のインタビュー連載の第7回目は2月の五輪を取り上げます。日本の団体銀メダルに貢献し、個人戦ではショートプログラム(SP)5位からフリーで歴代最高得点の158・13点をマークして五輪史上最大の逆転優勝。日本を、世界を熱狂させました。今も記憶に鮮明に残る名勝負を3回続きで振り返ります。
 ※インタビューは3月2日に実施

 ―最も大きな大会を最高の結果で終えました。まだ夢心地ですか、それとも現実に戻ってますか。

 「もし日本にいるなら、もっと長く夢の中にいたと思います。というのも日本での状況をずっと追っていて、(世界ジュニア選手権でエストニアのタリンに滞在中のため)今日もたくさんの日本のスケーターに会ったんですが、彼らが『テレビでどこを見てもりくりゅうの話題ばかりで、本当に熱狂的だよ』って教えてくれたんです。だから、もし彼らと一緒に日本に戻っていたら、きっともっと長くその瞬間を楽しんでいたと思います。でも、そうではありません。帰国した時の飛行機の中は結構、面白かったんですよ。帰りの便にはスケートファンがたくさん乗っていましたから。でも、帰国した途端、もう現実に戻るんですよね。それは間違いないです」

 ―全日本選手権の時に三浦選手が肩を負傷しましたが、改めてオリンピックに向けた準備は順調に進んだのでしょうか。困難はありましたか。

吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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