フィギュアスケート男子で2018年平昌、2022年北京両冬季オリンピックメダリストの宇野昌磨さんが昨年5月に現役引退を発表して1年あまり。いよいよ6月14日からは自身がプロデュースするアイスショー「Ice Brave」が開幕します。それを記念して、引退時に共同通信で制作した写真特集「“素晴らしい競技生活”」をリニューアルした「“素晴らしい競技生活”+α」を公開します。
タイトルは引退時に自身のインスタグラムに「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝しております」とつづったことに由来しています。今回の「+α」では引退後の写真も追加しました。
宇野さんはオリンピックで平昌は個人の銀、北京は団体の銀、個人の銅と計3個のメダルを獲得。世界選手権で2023年に日本男子初の2連覇を達成しました。2016年に世界で初めて4回転フリップに成功するなど多彩なジャンプと高い表現力を武器に活躍。グランプリ(GP)シリーズは日本男子2位の通算9勝で、2023-24年シーズンには全日本選手権で男子歴代2位に並ぶ6度目の頂点に立ちました。前編では、出生から全日本選手権で3連覇し、四大陸選手権で初優勝した2018-19年シーズンまで、その軌跡を写真でたどります 。(※写真は横にスライドしてご覧ください)
1997年12月17日生まれ
名古屋市で生まれる。900グラムの「超低出生体重児」でした。 宇野さんが新生児集中治療室(NICU)に送ったメッセージの物語はこちら 「産まれた時は生きてさえいればと言われた僕も…」 NICUに宇野昌磨さんのメッセージ 子育てに頑張っている皆様へ
幼少期:スケートとの出会い
5歳の時に訪れたリンクで元世界女王の浅田真央さんに誘われ、スケートを始めました。