フィギュアスケートのアイスダンスで新カップルを結成した櫛田育良(木下アカデミー)島田高志郎(木下グループ)組が23日、長野県軽井沢町風越公園アイスアリーナで行われた第4回クリス・リード杯で実戦デビューを果たした。女子シングルとの二刀流に挑戦している櫛田と、男子シングルから転向した島田の愛称「いくこう」コンビが、目標の2030年冬季オリンピックへ第一歩を刻んだ。
オンラインジャッジによる非公式戦(得点は10月4日に発表予定)で、エントリー1組のシニア・リズムダンス(RD)に出場。初の実戦を終えて島田が「めっちゃ緊張していたと思う」と安堵感を示すと、櫛田は「ちょっと緊張した」。島田がすかさず「ちょっとかーー!」とツッコミを入れ、報道陣を笑わせた。
最後に島田がバランスを崩す場面はあったが、キャシー・リード・コーチからは「頑張ったね。良かったよ」とねぎらわれたという。島田は「こうやって試合を経験できたことが大きな糧」と収穫を口にした。
【速報】いくこう、実戦デビュー アイスダンス櫛田育良、島田高志郎組 クリス・リード杯
