フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、中国杯の男子で2連覇した佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)が27日、帰国した成田空港で取材に応じた。今季ここまで右足首の故障で出遅れていたことを踏まえ「練習通りの演技ができたことが一番大きい。不安しかなかったが、大会を終えて自信に変わった」と喜びを語った。
次戦はミラノ・コルティナ冬季五輪の代表選考に大きく関わるGPファイナル(12月・名古屋)進出を懸けて、11月の第4戦NHK杯に臨む。「この流れでシーズンベストを更新したい」と意気込んだ。
女子3位の渡辺倫果(わたなべ・りんか)(三和建装・法大)はショートプログラム(SP)2位から、フリーで失速したことを反省。来月の第5戦スケートアメリカへ「自分に打ち勝ち、ノーミスの演技をそろえたい」と力を込めた。











