【サスカトゥーン（カナダ）共同】フィギュアスケートのグランプリ（ＧＰ）シリーズ第３戦、スケートカナダ（３１日開幕）に臨む日本勢が２８日、開催地のカナダ・サスカトゥーンに到着し、第１戦でＧＰ初出場優勝した１７歳の中井亜美（なかい・あみ）（ＴＯＫＩＯインカラミ）は「いい状態で練習ができている。試合が楽しみ」とファイナル（１２月・名古屋）進出が懸かる一戦に意欲を燃やした。

　昨季世界選手権３位の千葉百音（ちば・もね）（木下グループ）にとっては今季ＧＰ初戦。「ちゃんと自分に勝ったと思えるような演技がしたい」と強調した。男子で第１戦１０位に終わった三浦佳生（みうら・かお）（オリエンタルバイオ・明大）はフリーを昨季滑った映画「シェルブールの雨傘」の音楽に戻したと明かし、友野一希（ともの・かずき）（第一住建グループ）は「今までのＧＰの中で一番、準備はできている」と話した。女子の青木祐奈（あおき・ゆな）（ＭＦアカデミー）も現地入りした。