フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で片伊勢武アミン(関大)は78.40点をマークして24人による20日のフリーに進出した。
片伊勢の演技後のコメントは次の通り。
―演技を振り返って。
「全日本の大舞台で崩れることなくまとめた演技ができたのは良かったかなと思うんですけど、目指していた点数とは少し違っていたので、そこがちょっと悔しいなっていうのはあります」
―目標点数は。
「きちんとノーミスでいい演技ができれば、80点を狙いたいなと思っていたので、そこに少し及ばない形になってしまって、それはまだリザルトが分からないんですけど、明日までに改善できるところはしっかりしたいです」
―終わって軽くうなずいてらっしゃったように見えたんですけども、ご自分の中では結構納得の意味というか、完成度を高められたと思われていますか。
「やっぱり練習に比べたら、ジャンプの質だったり、一個一個のエレメントの質も少し劣ってしまうんですけど、その中でも100点が出せなかったにしても、70、80点ぐらいは出せたかなと思うので、喜びのうなずきというよりかは、少し納得したような感じでした」
―大会の目標は。
「一応、節目のシーズンで一つ区切りになると思うので、順位とか結果よりも自分のできる最大限出して全力で頑張りたいなっていうのが一番です」
―これがラストと決めてるわけではない。
「そうですね。全日本がやっぱり1年で一番大きい舞台なので、自分にとっては、そこまで頑張ってみて、その先はおのずと見えてくるかなっていう。今はあまり深くは考えないようにしています」
―山田耕新コーチが帯同していた。
「今、関西大学アイススケート部の監督をされていて、なので、部活動として監督に帯同をお願いしたっていうような形なので、移籍とかそういうのでは全くなくて、そうなんですよ。去年のインカレとかでも、監督に座っていただいて、部活動として、関西大学の部活動として来たみたいな、分かります(笑)ちょっと珍しいかもしれないんですけど」
片伊勢武アミン「節目のシーズンで一つ区切り。頑張った先、おのずと見えてくる」【全日本フィギュア男子SP】












