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2025.12.22

木原龍一は最多4度目オリンピック代表 全日本フィギュアで決定

 ミラノ・コルティナ冬季五輪代表に決まり、記者会見するフィギュアスケートペアの三浦璃来(右)、木原龍一組=21日、国立代々木競技場

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 日本スケート連盟は21日、同日まで行われた全日本選手権の結果を受けてミラノ・コルティナ冬季五輪(来年2月6日開幕)のフィギュア代表12人を発表した。ペアで三浦璃来(みうら・りく)(24)と組む木原龍一(きはら・りゅういち)(33)=ともに木下グループ=は全種目を通じて日本勢最多4度目の出場で、坂本花織(さかもと・かおり)(25)=シスメックス=は日本女子初の3大会連続代表に決まった。

 千葉百音(ちば・もね)(20)=木下グループ=と中井亜美(なかい・あみ)(17)=TOKIOインカラミ=は初の五輪切符。男子は鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(22)=オリエンタルバイオ・中京大=が銀メダルの前回北京五輪に続く出場となる。佐藤駿(さとう・しゅん)(21)=エームサービス・明大、三浦佳生(みうら・かお)(20)=オリエンタルバイオ・明大、ペアの長岡柚奈(ながおか・ゆな)(20)、森口澄士(もりぐち・すみただ)(23)組、アイスダンスで団体要員の吉田唄菜(よしだ・うたな)(22)、森田真沙也(もりた・まさや)(22)組=いずれも木下アカデミー=は初舞台に挑む。

 22日は代表選手が東京都内で取材に応じ、前回7位の木原は「日本のペアの歴史にはまだないメダル獲得を目指していきたい」と決意を新たにした。坂本は「北京五輪は個人で銅だったので銀以上が欲しい」、大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が武器の中井は「夢が一つかなった。次はメダルを」と抱負を語った。昨季世界選手権銅メダルの千葉を含めて女子は全員が表彰台を狙える布陣で臨む。

 男子エースの鍵山は「勝ちを求めて、攻めて攻めて攻めまくる」と宣言。佐藤もメダルを期待される。日本スケート連盟は前回「銀」の団体と個人種目で「金」を含む複数メダル獲得を目標に掲げる。

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