フィギュアスケート女子で2006年トリノ冬季オリンピック4位に入り、現在はコーチ、振付師などとして活躍する村主章枝さんが共同通信のフィギュア専門サイト「Deep Edge Plus」のSNSに投稿された写真にコメントを寄せた。2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピックで同じ4位となった千葉百音(木下グループ)に「ずっと、応援してます」などとエールを送った。
村主さんは千葉の写真に対し「20年前の私と同じ順位。長い間、自分に問い続けました。自分に何が足りなかったのか。自分には何が欠けていたのか。その答えを、今もまだ探しています」と記した。
村主さんにとってトリノ冬季オリンピックは2002年ソルトレークシティー冬季オリンピックで5位となり、その年と翌年の世界選手権では3位に入り、メダルを狙って迎えた舞台だった。
「氷上のアクトレス」と呼ばれた抜群の表現力が武器。ショートプログラム(SP)ではトリノオリンピックの標語となった「情熱」をテーマに掲げ、フラメンコ調の音楽に乗って踊って拍手を浴びた。演技後はうれしそうに佐藤信夫コーチに抱きつき、右脚付け根の故障で出遅れたシーズンを感じさせない4位発進となった。
「希望の道」がテーマのフリーは、セルゲイ・ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。2014年ソチ冬季オリンピックで浅田真央さんが熱演した名曲で勝負した。4年間の思いも込めて情感たっぷりに演じきり、感極まった表情を浮かべたが悲願の表彰台には届かなかった。ともに転倒の大きなミスが出たサーシャ・コーエン(米国)、イリーナ・スルツカヤ(ロシア)よりも得点を抑えられた印象だった。
村主さんは同じ悔しい思いをした千葉に対し「メダルは一瞬。成長は一生。一つの演技、一つの結果、一つの評価で、人生は終わらない。舞台で経験したプレッシャー、勇気、悔しさ、強さ――。これからもずっと、彼女の中に生き続けます。失ったと思っていたものは、これから形になっていきます」との言葉を贈った。
村主さんのコメントには、「あの時、私の中では村主さんが1番でした そう感じてる長年のフィギュアファンは沢山居るような気がします(原文まま)」など、フィギュアファンからの返信があり、「いいね」が相次いだ。











