最終結果を待つ「キス・アンド・クライ」で初優勝を確認すると、坂本は両目の涙を拭った。同じSP首位で迎えた昨年、フリーで最下位と悪夢を見た。過去2度出場で表彰台が一度もなかった鬼門のファイナルで、タイトルをつかみ取り「自分に打ち勝てたのがすごくうれしい。よくやったと言いたい」と充実感を漂わせた。
あわせて読みたい


副鼻腔炎響いて2連覇逃す 坂本花織、全日本選手権で「復活」へ
2024.12.09


「残りの競技人生、何をしたいかが分かった」 苦悩の宇野昌磨がたどり着いた、一つの答え
2023.12.20

「勝つ気」で挑む2度目のGPファイナル 親友と切磋琢磨、18歳のホープ三浦佳生
2023.12.07
