2連覇を逃しても、宇野には達成感があった。2週間前のNHK杯。ことごとく4回転ジャンプが回転不足と判定され、やるせない気持ちから引退を示唆した。支えとなったのがステファン・ランビエル・コーチ。演技後にねぎらわれ「すごくうれしかった。点数も大事だが、一番身近な人に満足してもらえるかを大切にしたい」と白い歯をのぞかせた。
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