演技前、母の憲子(のりこ)コーチから「最後やから楽しんで」と涙ながらに声をかけられた織田は、感情を抑えきれずにもらい泣きした。2度目の現役を締めくくる最後の4分間。ジャンプは乱れたが「こういう終わり方も自分らしい。幸せ者だと感じながら滑ることができた」。30代半ばにして9年ぶりに復帰した異例の挑戦が、幕を閉じた。
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