フィギュアスケート男子の友野一希(ともの・かずき)(27)=第一住建グループ=には、忘れられない光景がある。ミラノが舞台だった2018年3月の世界選手権。初出場で5位に食い込む会心の演技を終えると、平池大人(ひらいけ・たいじん)コーチ(47)が初めて満面の笑みで肩を抱き寄せてくれた。「あの表情をしてもらえるように頑張りたい」。それが、競技人生の「指標」になった。
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