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2025.12.09

師弟関係20年の「集大成」  フィギュア友野一希と平池大人コーチ 

 スケートアメリカのキスアンドクライで笑顔の友野一希(中央)。左は平池大人コーチ=レークプラシッド(共同)

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 フィギュアスケート男子の友野一希(ともの・かずき)(27)=第一住建グループ=には、忘れられない光景がある。ミラノが舞台だった2018年3月の世界選手権。初出場で5位に食い込む会心の演技を終えると、平池大人(ひらいけ・たいじん)コーチ(47)が初めて満面の笑みで肩を抱き寄せてくれた。「あの表情をしてもらえるように頑張りたい」。それが、競技人生の「指標」になった。

品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。

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