住吉りをん、手応えを得た4回転 昨季痛めた腰のケアに「体と対話」(合宿囲み取材コメント全文)

全日本合宿2025 住吉 りをん

 日本スケート連盟がフィギュアのトップ選手を対象に、大阪府泉佐野市の関空アイスアリーナで実施しているミラノ・コルティナ冬季オリンピック対策の強化合宿を報道陣に公開した。女子の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が囲み取材に応じ、当初は新しい演目を用意していたフリーについては昨季の「Adiemus」を継続することを明らかにした。

 住吉のコメント全文は次の通り。

 ―合宿で確認したことについて。

 「まず1つはレベルチェックだったり、連盟の方々にプログラムを見ていただいて、ステップのここが少し危ないよっていうところだったりとか、こういうところを注意してっていうところで、レベルの取りこぼしがないように気をつけることができそうなので、すごくシーズンに向けて、いいアドバイスをいただけたなっていうふうに思うところと、カート・ブラウニング先生とアリサ・シズニー先生のプログラムチェックでも、すごく本当に細かい腕のちょっとした違いで、こんなにこう表情が変わるとか、ほんとに少しの違いだけど、見てる側に伝わるものが違うよっていうのを言っていただけたので、ほんとに大事なシーズンを前に、すごく本当に少しでも見てる方々の心を動かすためのプログラムになっていってるんじゃないかなっていうふうに感じています」

藤原 慎也

この記事を書いた人

藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。