あずしん解散を発表したアイスダンスの田中梓沙は現役を引退し、西山真瑚は競技を続行するとそれぞれ自身のインスタグラムで明らかにした。田中はアイスダンスとシングル時代の写真、ルッツ―トーループの2連続3回転ジャンプを跳ぶ動画を投稿し、コメントをつづった。
それぞれのコメント全文は次の通り。(コメントは原文ママ)
田中梓沙
「この度私たち田中、西山組は解散する運びとなりました。
大事なシーズンが始まる中、このようなご報告になり申し訳ないです。
これまで私たち2人を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして私はこれを持ちまして競技者として引退することにしました。
シングル時代から応援して下さっていた皆様、本当に本当にありがとうございました。
沢山の方からのサポートがありその感謝の気持ちでここまで続けてこられたと思います。
12年間向き合ってきたものとお別れすることはやはり悲しく、スケートから離れた私は何を考え過ごしていくのか全く想像がつきません。
今はとりあえず自分を大事にし、ゆっくりしたいなと思います。
怪我はもう大丈夫です。無事治りました。
心配して下さった皆様ありがとうございました」
西山真瑚
「この度、私たち田中梓沙と西山真瑚は、パートナーシップを解消するという決断を致しました。
新シーズンに向けて、走り出した矢先でしたが、このような形での発表になり、応援頂いている皆さま、支えてくださっている多くの方のご期待に添えない事、本当に申し訳ございません。
これまでの田中西山組への応援とても嬉しかったです。会場で見る『あずしん』のバナーはいつも2人に勇気をくれました。2人で頑張ってこれたのはオリエンタルバイオ様、ファンの皆様、日本スケート連盟様のサポートや暖かい応援のおかげです。本当に有難うございました。
あずさちゃんという素晴らしいスケーターとアイスダンスチームを組めたこと、そして一緒に競技を共にできた時間、本当に幸せでした。困難も多くありましたが一緒に乗り越えてこれたこと、私を信じてモントリオールに来て一緒に競技をしてくれたこと、共に過ごした経験はどれも貴重であずさちゃんには感謝の気持ちでいっぱいです。
あずさちゃん、本当にありがとう。
私は今後もアイスダンスは続けていく予定です。
また競技に復帰できる時まで一つ一つ努力を積み重ねていきたいと思います。
最後になりますが、これまで「あずしん」を応援していただき本当にありがとうございました」
