(カメラの照明などをセッティング中、「3日間のアイスショー終えたばかり。表情が少しお疲れのようにも」と話しかけると「それもありますが、やっぱりこの日はいろいろと考えてしまうので…」と語り、神妙な面持ちでインタビューに応じた。2024年3月11日、仙台市内)
―3月11日を迎えた率直な心境を教えてください。
「やっぱり、毎年、変わらないんですけど、つらい気持ちにもなりますし、あの日のことはやっぱり思い出しますし、でも何か、いろんなことが変わっていって、でも変わらないように残しているものもあるし、変わらない気持ち自体も実際あるし、何か、いつも複雑な気持ちには正直なっています」
あわせて読みたい


永井玲衣さんと結論をまとめない対話を考える 鋭い言葉にあらがう時間【前編】
2025.10.10

羽生結弦さんが生きてきた「フィクションみたいな人生」 哲学対話を振り返る【最終回】
2025.09.12



羽生結弦さんが考える「わたし」とは 幸せを感じられるのは境界線があるから?【第5回】
2025.08.22