【インタビュー】アンバー・グレン「LGBTQ代表して声上げる」 「男性と女性だけ」のトランプ大統領に反対姿勢 好結果には「スケート以外の時間も大事」

世界国別対抗戦 アンバー グレン

 大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に今季、グランプリ(GP)ファイナルを初制覇するなど躍進した25歳のアンバー・グレン(米国)が、世界国別対抗戦が行われた東京体育館で共同通信などのインタビューに応じた。トリプルアクセルを跳ぶために参考にした選手や、クィア(性的少数者)として米政府が認める性別は「男性と女性だけだ」とするトランプ大統領へ反対する姿勢などを語った。(聞き手 品川絵里)
 
 ―今季を振り返っていかがですか。
 「いい経験ができました。たくさん学びましたし、自分が最高のパフォーマンスをするために必要なこと、これから同じように演技し続けるために、どのように成長していけばいいかも見えてきました。正直、うまくいかなかった演技もありましたし、すごく良かった演技もありました。だから本当に多くを学んだなって思います」

インタビューに応じるアンバー・グレン=20日、東京都内
品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。