フィギュアスケートで国内外の選手に年間約50曲を振り付ける宮本賢二さん(46)。元世界王者で昨年引退した宇野昌磨さん(27)が初プロデュースしたアイスショー「Ice Brave」では大きな注目を集めた本田真凜さん(23)とのアイスダンス「Wild Side」など、多くの演目を手がけて支えてきた。日本を代表する振付師が見たプロスケーター〝宇野昌磨〟とは。共同通信の単独インタビューに応じ、アイスショーの舞台裏を振り返りながら、その魅力などを語ってもらった。2回続きで紹介する。(聞き手 藤原慎也)
宮本賢二さんインタビュー【上】はこちら 宮本賢二さん、宇野昌磨さんを語る スケーティングを「俺に聞くか⁈」 単独インタビュー2回続きの(上)
名タッグとして「オーボエ協奏曲」など珠玉のプログラムを世に出してきた2人。アイスダンス初挑戦を決めた宇野さんが頼ったのが、現役時代はアイスダンサーとして全日本選手権を2度制した宮本さんだった。
「振り付けを始めた時には、一つポジションが変わるだけで『どうする、どうする』って感じで、本当にリフトなんて大丈夫かなと正直、心配していました。でも、レッスンするたびに毎回すごくうまくなっていく」

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