フィギュアスケート女子の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が共同通信のインタビューに応じ、ミラノ・コルティナ冬季五輪代表を目指す来季のショートプログラム(SP)にマキシム演奏のピアノ曲「アルバ・ララバイ」、フリーに「エバーラスティング・ライト」など3曲を編曲した演目を選んだことを明らかにした。今年1月の世界ユニバーシティー冬季大会で金メダルを獲得した実力派スケーターはどんな思いを乗せて勝負のシーズンに挑むのか、今の心境を聞いた。(聞き手 藤原慎也)
―SPの振付師はミーシャ・ジーさんで3シーズン連続。どんなところが合っている。
「いつもスキルを1段階上げるためのプログラムをつくってくれます。『一つ一つの動きが丁寧だよね』と褒めてもらえる一方で、時に丁寧過ぎて単調にこなしているように見えたり、曲に合わせにいく癖がありました。その癖をピアノの音一個一個に当てはまっているように使ってくれたり、『ここはもっとギリギリまで攻めて、緩急も使おう』と表現の幅を広げてくれている感じです」

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