フィギュアスケート男子で昨年5月に現役を引退した宇野昌磨さんや、今季の世界選手権で3位だった鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)ら8人が10日、医療機器メーカー「コラントッテ」が主催した名古屋市内でのイベントに出席した。ミラノ・コルティナ冬季五輪を目指す友野一希(第一住建グループ)や山本草太(中京大)三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)のほか、世界ジュニア王者の中田璃士(TOKIOインカラミ)、前日にアイスダンス転向を発表したばかりの島田高志郎(木下グループ)、プロスケーターの田中刑事さんも登壇する豪華な顔ぶれ。当初約1時間半の予定だったイベントは大盛り上がりとなって2時間を超え、「#時間オサントッテ」というハッシュタグ(検索目印)まで生まれた。狭き門をくぐり抜けて当選した約200人のファンを前に軽快なトークが繰り広げられ、終始笑いが絶えなかった。

誕生日をサプライズ祝福
5月5日生まれの鍵山と、5月15日に誕生日を迎える友野をサプライズで祝福する演出が用意された。登壇者と参加者でバースデーソングを歌い上げると、クラッカーを鳴らして盛大に祝福した。
鍵山「5月5日で22歳になりました。自分ではまだ22歳っていう実感は全然湧かないんですけれども、でも変わらず元気に今年はもう本当にけがなく健康に過ごしていきたいと思うので、オリンピックもありますし、そこに向けてしっかりとまた頑張っていきたいと思います」
友野「僕も27というのを聞いて結構ゾッとしたんですけど、僕もけがのないようにオリンピックに向けて全力で1年間走り切りたいと思います。応援よろしくお願いします」
2人のあいさつ中に、残る6人はクラッカーを鳴らして出たゴミを掃除。その様子に司会者も「いいね。あいさつしている時、みんな掃除してるもんね。ほんま、ええ子やわ」と感激していた。