「ふるさと納税でフィギュアスケートの日本代表を応援しよう」―。日本スケート連盟と大阪府泉佐野市が協力し、7月初旬の全日本合宿と7月下旬の全日本ジュニア合宿の費用を捻出する特別企画への協力を呼びかけている。
寄付2万円の返礼品は、関空アイスアリーナで行われる合宿の練習見学招待と、隣接する温泉リゾート施設の入浴券。15万円なら7月5日の全日本合宿で2人分の練習見学とファンミーティング参加の権利、さらに隣接するホテルのツインルーム宿泊なども含まれている。(※定員になり次第、受付終了)
昨夏の全日本ジュニア合宿では、元世界王者の高橋大輔さんが初めて講師を務め、島田麻央(木下グループ)らに滑りの基礎を中心に指導した。今年のシニア合宿には元世界チャンピオンのレジェンドスケーターが講師役として来日予定。鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)、坂本花織(シスメックス)ら来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪を目指すトップ選手だけでなく、豪華な指導陣も見どころだ。
ふるさと納税の申し込みサイトは「昨今、インバウンド需要の高まりや燃油価格の高騰により、選手をサポートする日本スケート連盟と泉佐野市での宿泊費用の負担が大きくなっており、今後NTCでの強化合宿の実施継続が困難になりつつあります。2026年2月には冬季五輪を控えており、選手団にとって夏の合宿は非常に重要です」と指摘。「ふるさと納税制度を活用して費用負担増の課題を克服することで、練習環境の維持・改善に努め、関空アイスアリーナでこれまで同様の練習や合宿等を実施していただき、フィギュアスケート選手のさらなるパフォーマンス向上が図られるよう支援することとなりました」と説明している。

【オススメ】高橋大輔さんが全日本ジュニア合宿について語ったコラムはこちら↓
高橋大輔のDeep Edgeトーク ジュニア選手に伝えたかった「フリーレッグ」の大切さ 僕なりのアドバイスで、これからもお手伝いを
