坂本花織、フリー「愛の讃歌」を初披露 来季限りで引退表明の樋口新葉は新SP 鍵山優真、佐藤駿らもオリンピックシーズンの演目滑る

ドリーム・オン・アイス横浜 坂本 花織

 フィギュアスケートの国内トップ選手が27日、横浜市内でアイスショー「ドリーム・オン・アイス」に出演し、来年2月にミラノ・コルティナ冬季オリンピックが控える新シーズン限りで現役を引退する女子の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)がシャンソンの名曲「愛の讃歌」で滑るフリーを初披露した。
 
 オリンピックシーズン限りでの引退をこの日表明した樋口新葉(ひぐち・わかば)(ノエビア)はフランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を用いた新ショートプログラム(SP)を熱演。男子の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)はスティービー・ワンダーの「I Wish(回想)」をピアニスト角野隼斗(すみの・はやと)さんがカバーした新SP、佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)は新フリーの「火の鳥」で盛り上げた。
 
 千葉百音(ちば・もね)(木下アカデミー)や、ともに世界ジュニア選手権覇者の島田麻央(しまだ・まお)(木下グループ)中田璃士(なかた・りお)(TOKIOインカラミ)らも出演した。昨年に続き演技直前に6分間練習を実施するなど実戦形式で開催された。