不正採点やドーピング、ハラスメント監視へ ISUが独立部門を新設

ISU臨時総会(ISU提供)

 【ローザンヌ(スイス)共同】国際スケート連盟(ISU)は3日、スイスのローザンヌ近郊で臨時総会を開き、不正採点やドーピング問題、ハラスメントを取り締まる独立監視部門「インテグリティー・ユニット」の創設を決めた。来年6月の総会後に施行する。
 
 2年に1度の総会で決定してきたフィギュアなどのルール変更は、より頻繁に開催する理事会で承認を諮ることとなった。選手の準備に関わる場合は4年間の冬季五輪周期で1度に制限する。ISUの金載烈(キム・ジェヨル)会長は「今後はよりスピード感を持って、この競技を発展させられる」と語った。

ISUの金載烈会長(左)とコベントリーIOC新会長(ISU提供)