【ロンドン(カナダ)共同】フィギュアスケートのアイスダンスで昨季世界選手権に初出場した吉田唄菜(よしだ・うたな)、森田真沙也(もりた・まさや)組(木下アカデミー)が25日、今春から練習拠点を置くカナダのロンドンで取材に応じ、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックの出場枠が懸かる最終予選(9月・北京)に向けて吉田は「枠をつかみ、オリンピックで団体、個人とも滑り切りたい」と意気込んだ。
京都府宇治市から拠点を移し、オリンピックのアイスダンスを2度制したスコット・モイヤーさんや銅メダルのマディソン・ハベルさんに師事。1日3時間半以上の練習で徹底的に滑り込んでいる。
今季のリズムダンスは1990年代の音楽、フリーはイタリアのオペラ「トゥーランドット」で滑る。森田は「オリンピックで満足のいく演技をするのが大きな目標」と決意を語った。