【重慶共同】フィギュアスケート男子の佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)が26日、グランプリ(GP)シリーズ第2戦、中国杯の優勝から一夜明けた重慶で「うれしい気持ちが込み上げてきた」と喜びを語った。ミラノ・コルティナ冬季五輪の代表争いで一歩リード。「昨季よりも質の高いジャンプが跳べている」と強化の成果を実感した。
右足首の故障で痛み止めを服用しながらショートプログラム(SP)、フリーともにトップ。次戦は、代表選考に大きく関わるGPファイナル(12月・名古屋)進出を懸けて11月の第4戦NHK杯に臨む。昨年全日本選手権で7位に終わった大阪の会場で「リベンジをしたい」と意気込んだ。
女子3位の渡辺倫果(わたなべ・りんか)(三和建装・法大)は「表彰台を死守できた」と満足げ。第1戦を制したチームの後輩、中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)とファイナル進出を誓い合ったと明かし「〝姉〟として頑張らないと」と第5戦スケートアメリカを見据えた。佐藤と渡辺はエキシビションで情感豊かに滑った。





























