フィギュアスケート女子で2022年グランプリ・ファイナル覇者の三原舞依(みはら・まい)(26)=シスメックス=が18日、今季限りでの現役引退を表明した。全日本選手権(東京)開幕前日の公式練習後に「(競技人生)18年の集大成。納得のいく演技をして笑顔で終えられたらいい」と話した。
引退後はアイスショー出演や振付師の道を考えており「ちょっとでも長く氷の上にいたい。大好きなスケートに恩返ししていきたい」と述べた。
神戸市出身で、小学2年で競技を始めた。難病の若年性特発性関節炎や体調不良を乗り越え、16年全日本選手権3位、17年世界選手権5位、22年四大陸選手権で2度目の制覇。表現力豊かな滑りが持ち味で、所属先が同じ前世界女王の坂本花織(さかもと・かおり)とともに長年活躍した。昨年の全日本は右足首と股関節の故障でフリーを棄権した。
















