フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕し、男子ショートプログラム(SP)で高橋星名(木下アカデミー)は73.82点をマークし、24人による20日のフリーに進出した。
高橋の演技後のコメントは次の通り。
―演技を終えて。
「まずは全日本で、そしてオリンピックを懸けてやっているこの舞台で滑れることに、とても感謝していますし、今自分ができる一番の演技を披露することができたと思うので、今はとても満足しています」
―ここまでは、どんな練習をされてきたか。
「やっぱり練習でできていても本番にできないっていうのは、今シーズンの一番の課題。それをどう改善するかっていうことを、とても一生懸命勉強して、自分なりに結構頑張ってきたので、今いい結果でいったん終えることができて自信につながりました」
―フリーはちょっと変えた。
「特に構成は変えていないんですけど、最後にステップシークエンスが追加されたことによって、もっとよりいいプログラムになったかなと思います」
―フリーに向けて抱負をお願いします。
「ショートのこの調子のまま波に乗って、フリーでも自分が今できる最高の演技をできるように頑張ります」
―ガッツポーズが出ていましたけど、どんな気持ちでしたか。
「やっぱりショートで久々にガッツポーズ出すことができてうれしいです」
―全日本ジュニアではショートは少し悔しい内容だったのかなと思うのですが、振り返ってみてどういうところに課題がありましたか。
「やっぱりジャンプだけじゃなく、スピン、ステップもしっかりできないと。どれだけミスがあってもスピンやステップでリカバリーするという練習も積んできたので、いいスタートではあるかなと思います」
―今回、全日本の前はどういう気持ちでしたか。
「やっぱり世界ジュニアの派遣もかかっているので、緊張というより不安もあったんですけど、まずは楽しむぞっていう気持ちを強くして楽しめたかなと思います」
―不安はどういうところにありましたか。
「一番はちゃんと練習と同じようにできるのかなということが大きかったです」
高橋星名、世界ジュニア代表へ「このまま波に乗って、フリーでも最高の演技を」【全日本フィギュア男子SP】











