フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表が全日本選手権閉幕から一夜明けた22日、東京都内で取材に応じ、全種目を通じて日本勢最多4度目の出場となる木原龍一(きはら・りゅういち)(33)は「日本のペアの歴史にはまだないメダル獲得を目指していきたい」と来年2月6日開幕の大一番へ決意を新たにした。三浦璃来(みうら・りく)(24)=ともに木下グループ=と組んで前回の北京五輪は日本勢初入賞の7位だった。
日本女子初の3大会連続代表を決めた坂本花織(さかもと・かおり)(25)=シスメックス=は「北京五輪は個人で銅だったので銀以上が欲しい」、大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が武器の中井亜美(なかい・あみ)(17)=TOKIOインカラミ=は「夢が一つかなった。次はメダルを」と抱負を語った。中井と同様に初代表の千葉百音(ちば・もね)(20)=木下グループ=を含めて女子は全員が表彰台を狙える布陣で臨む。
男子のエースで前回銀メダルの鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(22)=オリエンタルバイオ・中京大=は「勝ちを求めて、攻めて攻めて攻めまくる」と宣言。佐藤駿(さとう・しゅん)(21)=エームサービス・明大=も初舞台でのメダルに期待がかかる。日本スケート連盟は前回「銀」の団体と個人種目で「金」を含む複数メダル獲得を目標に掲げる。























