フィギュアスケートの日本勢はペアの三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)が金メダルに輝き、男女で「銀」「銅」のダブル表彰台を達成した。2大会連続「銀」の団体を含めて計6個のメダルを獲得。過去最高だった前回北京五輪の4個を上回る好成績に、竹内洋輔(たけうち・ようすけ)監督は「日本フィギュア界における歴史的転換点で、偉業」と誇った。
昨季の世界選手権覇者で愛称「りくりゅう」の三浦、木原組は、弱点と呼ばれてきた種目で前回7位から日本勢初の表彰台に躍進。ショートプログラム(SP)5位と出遅れながら、フリーで世界歴代最高得点をマークしての大逆転劇は今大会のハイライトだった。
女子は今季限りで引退の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)が前回の「銅」を上回る「銀」。ともに初出場で17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)が「銅」、20歳の千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)も4位入賞と活躍し、順調に世代交代が進みそうだ。
男子は鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)が2大会連続の「銀」で初出場の佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)は3位に入り、2大会連続の複数メダルと層の厚さを示した。三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・明大)は13位。世界選手権2連覇中のイリア・マリニン(米国)がSP首位から8位に沈む波乱が起きた。4回転ジャンプの高度化は不可避で日本勢は引き続き対応を迫られる。
米国と大接戦を演じた団体はアイスダンスを中心とした底上げが初制覇への鍵。竹内監督は「選手の結束が強いチームだった。この経験を引き継いでいくことが必要だ」と4年後を見据えた。(共同=藤原慎也)
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