フィギュアスケート男子の元世界王者の高橋大輔さん出演の朗読劇『Love and Information』の通し稽古が15日、横浜市のKAAT神奈川芸術劇場の大スタジオで行われ、報道陣に公開された。昨年、俳優として映画デビューを果たした高橋さんがストレートプレイに挑戦するのは初めて。稽古後の取材に対し、高橋さんは「戯曲は初めて。最初はどうアプローチして良いかわからなかった。新しい挑戦で、それが逆に面白かった」と話した。公演は16日から24日まで。
作品は、イギリスを代表する劇作家キャリル・チャーチルさんが2012年に発表した。
キャストは、高橋さんを含めて8人。イギリスを舞台に、宗教や気候、科学技術、精神、愛などについて、恋人や夫婦、患者と医療関係者、結婚式の参列者とおぼしき人々の会話が表れては消え、多様な人が交錯していく。舞台は50以上ものシーンがあり、無数の登場人物をキャストが演じ分け、簡単に語ることが難しい現代社会の様相をほぼ言葉だけで見せる。高橋さんは患者の役や神の声を聞いた人、父親とおぼしき人などを演じた。
舞台には、アイスショー『氷艶2024 -十字星のキセキ-』『The MELT』で共演した俳優の大野拓朗さん、エリアンナさんが出演するほか、普段はミュージカルで活躍する俳優も参加。演出家の桐山知也さんは「多様な人が登場する作品。多様な人に出演してほしかった」とキャスティングの理由を話した。
チケットは、全席指定席で、S席:8,000円、A席:6,500円、B席:5,000円。公演は「KAAT神奈川芸術劇場」のほか、愛知県豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース」(2026年6月5日㈮~7日㈰)で行われる。
詳細は後日公開しますので、お楽しみに。
『Love and Information』について
イギリスを代表する劇作家キャリル・チャーチルが2012年に発表した戯曲『Love and Information』。
日本での一般上演は今回が初めてとなります。
キャリル・チャーチルは、『A Number』『Cloud Nine』『What If If Only』など、フェミニズムや政治、言語の実験性を通じて演劇界に革新をもたらしてきた作家であり、本作にもその挑戦的な視点が色濃く反映されています。
『Love and Information』は、登場人物に固定された設定がないため無限の可能性を秘めており、科学・宗教・記憶・孤独・秘密・テクノロジーなどを扱った短いシーンの連なりによって構成され、それぞれのテーマが現代社会を象徴しています。












