フィギュアスケートのペアで日本を引っ張ってきた愛称「りくりゅう」の三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)が17日、引退を発表した。女子の坂本花織(さかもと・かおり)も今季限りで現役を退き、男子の鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)が来季休養を表明。2月のミラノ・コルティナ冬季五輪で2大会連続の団体銀メダルに貢献した主力が銀盤を去り、来季は一気に世代交代が進みそうだ。
3月の世界選手権では若手の奮闘ぶりが光った。欠場した三浦、木原組に憧れる長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組(木下アカデミー)が昨年22位から4位と大躍進し、後継者に名乗りを上げた。女子で千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)が、4度目の頂点に立った坂本に続いて2位。男子でも2位に入った鍵山を追うように佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)が3位に食い込んだ。
日本スケート連盟の竹内洋輔(たけうち・ようすけ)強化部長は世界選手権で「さらに次の4年に向けてポテンシャル(潜在能力)を示せた」と手応えを語った。来季から世界ジュニア選手権で4連覇した女子の島田麻央(しまだ・まお)(木下グループ)、2連覇した男子の中田璃士(なかた・りお)(TOKIOインカラミ)がシニアに参戦。女子で17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)も五輪で銅メダルに輝き、坂本は「何も心配することない」と次世代に期待する。日本のフィギュア界が新たな局面に入る。















