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千葉表彰台、世界選手権へ フィギュアから(5)

 〇…18歳の千葉が全日本で初の表彰台に立ち、念願の世界選手権代表をつかんだ。演技後半の3回転ルッツがわずかに回転不足になった以外はほぼ完璧だった。同じくSP3位から5位に沈んだ昨年の悔しさを晴らし「いい演技ができてほっとしている」と両手でガッツポーズした。

 出身地の仙台市から京都府宇治市に練習拠点を変えた今春以降、ぜんそくに苦しめられ、GPシリーズは不振だった。治療薬の効果もあり、練習を積めたのは11月以降で「私には全日本しかない」との決意を体現した。復活を印象付け「どんどんパワーアップしていきたい」と言葉も滑らかだった。