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2026.02.27

りくりゅうが心から滑り、絆が伝わった魔法のような演技 二人を信じ続けたブルーノ・コーチ【ミラノ・コルティナ冬季オリンピック】

 ペアで金メダルを獲得し、ブルーノ・マルコット・コーチ(中央)と記念撮影する三浦璃来(右)、木原龍一組=ミラノ(共同)

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 ミラノ・コルティナ冬季オリンピックで2026年2月16日、フィギュアスケートのペアの三浦璃来(24)、木原龍一(33)組=木下グループ=が金メダルを獲得しました。愛称「りくりゅう」ペアは、フリーで世界歴代最高の158・13点をマークする会心の演技を披露。ミスが出て5位と出遅れた15日のショートプログラム(SP)から大逆転し、この種目で日本勢初の表彰台となりました。2019年の「りくりゅう」結成当初からカナダで指導するコーチのブルーノ・マルコット氏がフリー後に応じたインタビューを、特別編としてご紹介します。

  ―フリーの世界歴代最高得点を樹立しました。ショートプログラム後、選手たちに何を伝えましたか。

 「まず伝えたのは『まだ終わっていない』ということ。私は心からそう信じていました。8年前の平昌大会でサブチェンコ、マッソ組(ドイツ)がSP首位と5・80点差を逆転しました。その場に私もエリック(ラドフォード)とメーガン(デュハメル)と共にいました。その経験から、この結果を見せました」

 ペア・フリーの演技に臨む三浦璃来(左)、木原龍一組を送り出すブルーノ・マルコット・コーチ(右)=ミラノ(共同)
吉田 学史

この記事を書いた人

吉田 学史 (よしだ・たかふみ)

2006年共同通信入社。仙台などの支社局で警察や行政を担当し、12年から大阪運動部でスポーツ取材を始めた。2014年12月に本社運動部へ異動して水泳、テニス、フィギュアスケートを担当し、五輪は2016年から夏冬計4大会を取材した。2022年4月からジュネーブ支局で国際オリンピック委員会や五輪の準備状況を追う。東京都出身。

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