10年前の2月14日。ロシアで開催されたソチ冬季五輪のフィギュアスケート男子で、19歳だった羽生結弦が金メダルを獲得した。1948年サンモリッツ五輪を18歳で制したリチャード・バットン(米国)に次ぐ史上2番目の若さで、欧米の選手が独占してきたタイトルにアジア勢で初めて輝く快挙だった。久しぶりに取材メモを読み返してみると、多忙な五輪シーズンにもかかわらず複数回応じてくれた単独インタビューや、恩師、友人ら関係者への取材が思い出される。今だから明かせる秘話、「金メダル原稿」のウラ話を、当時の配信記事とともにお届けする。(共同通信=井上将志)
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