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2025.09.29

紀平梨花、高橋大輔さんら挑戦する姿も刺激に 「アイスダンスは本当に極みの世界なので」 りかしん、一番の目標は2030年オリンピック 西山真瑚とカナダからオンライン会見

オンライン会見する紀平梨花(右)と西山真瑚

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 フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナルを初出場優勝、全日本選手権2連覇などの実績がある紀平梨花(トヨタ自動車)が29日、自身のインスタグラムでアイスダンスに挑戦すると表明し、パートナーの西山真瑚(オリエンタルバイオ)とともに練習拠点のカナダからオンライン会見に臨んだ。

 シングルで活躍した高橋大輔さんや島田高志郎(木下グループ)がアイスダンスに転向しており「勇気にもつながった」とコメント。愛称には「りかしん」を希望し、4年前に疲労骨折した右足首は完治していないものの「ジャンプしなければ支障ない」と1日最大3時間半の練習を週5日行っているという。

 来年2月にはミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催されるが「アイスダンスは初心者。すぐに習得できるものではない。必死になって取り組んでいる」と話し、11月1日からの全日本選手権予選会(木下カンセ-アイスアリーナ)でのデビューを目指す。

 紀平と西山のコメント全文は次の通り。

 西山「僕が紹介するまでもないと思いますが、先ほど私たちのSNSで発信させていただいた通り、僕、西山は紀平梨花選手と新しくアイスダンスチームを結成して、これから頑張っていくということになりました。これから2人で困難もいろいろあると思うんですけれども、一緒に乗り越えていけたらいいなと思っています」
 紀平「これまでのシングルの人生からは、本当に考えてもいなかったような形になっているんですけど、アイスダンスというものが今、すごく楽しめていて、これからワクワクする大きなチャレンジになるので、全力が頑張っていきたいと思っています」

 ―紀平さんと組むことになった。

 西山「夏の頭に前のカップルと解散をして、僕自身、次のアイスダンスパートナーが見つかるかな?という不安な気持ちの中、夏を過ごしていたんですけど、今回こうして素晴らしいフィギュアスケーターの紀平梨花さんと一緒にアイスダンスを組めるということになって、本当にすごくうれしく思っていますし、彼女と、一緒に自分たちの目標をつかみにいけるように努力していきたいなと思っています」

フィギュアスケートのアイスダンス挑戦を表明した紀平梨花(左)とパートナーの西山真瑚(ボーディングブリッジ提供)
品川 絵里

この記事を書いた人

品川 絵里 (しながわ・えり)

2018年に入社し、大分支局を経て20年から東京、大阪、名古屋でスポーツを取材。現在はプロ野球中日、フィギュアスケートなどを担当している。中高は創作ダンス部で、趣味は宝塚歌劇やミュージカル、中韓ドラマの鑑賞。

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