フィギュアスケート女子でミラノ・コルティナ冬季五輪銀メダルに輝いた坂本花織(シスメックス)が25日に開幕する世界選手権(プラハ)に出場することを明らかにした。7日、大阪市内で時計メーカー「オメガ」のイベントに出演し「(現役)最後は世界選手権になる。満足できる、やり切れたと思える試合にできたら」と話した。
25歳の坂本は今季限りで現役を退くことを昨年6月に表明。自身3度目となった五輪では団体も銀メダル獲得に貢献するなど活躍した。シーズン最終戦となる世界選手権への出場に関して、五輪直後はコメントを避けていた。
世界選手権は2022年から3連覇し、25年は2位だった。今年の大会で女子は25日(日本時間同日夜)にショートプログラム、27日(同28日未明)にフリーが行われる。
イベントでの坂本のコメント全文は以下の通り。
―メダルを見せることができて良かった、という人は?
「絞りきれないですけど、やっぱり家族に見せることができたのが、一番うれしかった。おばあちゃんとか、お姉ちゃんとかに見せた瞬間、みんなで泣いちゃった。『よく頑張ったね』と言ってくれて、つられて泣きました」
―帰国後は、お忙しくされているのでしょうか。
「全然、お忙しくなくて。帰ってきてすぐは(日本選手団の)解団式があったので、ばたばたはしたが、それが終わって神戸に帰って。その日は、すぐに地元のリンクに行ってごあいさつしたが、次の朝9時に起きて、(夜は)10時半に寝て。次、起きたら夜の7時という感じで寝つぶしました。個人戦が終盤だったので、ストレスがすごかったが、帰ってきたからはリフレッシュできて、荷が下りました」
―大阪へは、よくいらっしゃるのでしょうか。
「よく友だちと遊びには来る。友だちが京都で、私、神戸なので、中間で大阪でいいか、ということで会いました(食べたいもの?)串カツ!」
―現役生活を通じて、思い出深い時間とは?
「たくさん練習はしてきていたが、どうしても試合前は緊張してしまう。その、いざリンクインする直前に、先生たちと過ごす時間が自分にとって貴重。かけがえのない時間だったと感じます」
―引退後のプランは考えていますか。
「スケートメインだったので、いろんなことにチャレンジしていきたい。今までできなかったことに時間を使いたい、というのがすごくあります」
―現役最後の時間をどう過ごしますか。
「最後は世界選手権になるので、そこでしっかり自分自身が満足できる『これでやりきれた』と思えるような試合にできたらいいなと思います」
―将来は育成に関わりたいと?
「最終的にはインストラクターになって、育成に全集中したい。それまではアイスショーとかに出たいな、と。育成では経験を生かして、世界で活躍できる選手を育てられるように、自分自身も研究を怠らず、前進できたら良いなと思います」
―おすし、もう食べましたか。
「おいしかった。染みました。しめさばとサーモンと赤貝が好き。赤貝は20歳越えてから『おいしい』となりました」
―これから行ってみたい場所はありますか。
「行きたい場所は全部行ったので、神戸にとどまっています。『どこに行きたい』というより『神戸にいたい』という感じです」











