ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート男子で銅メダルを獲得した佐藤駿(エームサービス・明大)の所属先「エームサービス」の小谷周(こだに・まこと)社長と管理栄養士の西山英子(にしやま・ひでこ)さんがこのほど、報道陣の取材に応じた。佐藤の活躍は、社員のみならず、企業や学校、病院など全国約3千カ所で同社が一日約140万食を提供する食事を食べる人々からも大きな反響があったという。同社はペア金メダルの三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)の食事も支援。佐藤もオリンピックに持参する食品を相談したそうで「サポートのおかげで万全の状態で臨むことができた」と感謝した。
気持ちも体も充実した状態で挑めたオリンピック
―小谷さん、本大会の佐藤選手の戦いぶり、どのようにご覧になっていたか教えてください。
小谷「諦めないで、最後まで自分の力を信じて頑張ってくれている姿っていうのは、われわれは決して楽な産業ではないので、我々の社員も日々インフルとかと戦っているんですけど、大変強い勇気をもらったというふうに思います。また、佐藤さんも言い切っていましたけど、やり切れる練習をやり切っているという、そこを支えるのがわれわれの仕事でもありますので、本当にストイックに体作りも積み上げてきていますし、その年単位の積み上げがあっての追い込まれた状況での演技だったと思うので、そういった意味でも、気持ちも体も充実した状態で挑めたオリンピックだったのではないかなというふうには思います」
―社員の方も皆さん応援されたと思いますが、活躍というのは、社員の皆様にはどのような刺激になったなと感じられていますか。
小谷「なかなか表現が難しいんですけども、エームサービスは今4万4千人の社員がいますが、それぞれのお客様のところに分散していますので、だいたい3千カ所ぐらいに分かれた社員食堂、病院、そういったところを運営しています。ですので、社員が何かで一つの一体感を持つということをフィジカルには不可能なんですね。そういった意味では、今回佐藤さんの活躍を通じて、3千カ所のバラバラなところで働いている4万4千人が、一つの思いを共有できたっていうのはとても会社にとっても大きな意義があります」
小谷「もう一つはですね、社員の数だけだと4万4千人くらいなんですけども、われわれが1日に140万食の食事を提供しているお客様、クライアント様の方々もエームサービスといえば佐藤駿、佐藤駿選手が頑張っているということで、140万食を食べていただいている方からも大きな反響をいただきました。こういったことは、それをまた佐藤選手にお伝えして、いい力に変えていければなという循環ですかね。いい循環ができていると思います」










