宮本賢二さん、宇野昌磨さんを語る スケーティングを「俺に聞くか⁈」 単独インタビュー2回続きの(上)

 インタビューに答える振付師の宮本賢二さん=7月17日、千葉県船橋市(撮影:片桐大輝)

 フィギュアスケートで国内外の選手に年間約50曲を振り付ける宮本賢二さん(46)。元世界王者で昨年引退した宇野昌磨さん(27)が初プロデュースしたアイスショー「Ice Brave」では大きな注目を集めた本田真凜さん(23)とのアイスダンス「Wild Side」など、多くの演目を手がけて支えてきた。日本を代表する振付師が見たプロスケーター〝宇野昌磨〟とは。共同通信の単独インタビューに応じ、アイスショーの舞台裏を振り返りながら、その魅力などを語ってもらった。2回続きで紹介する。(聞き手 藤原慎也)

 宮本さんは今月13日、新潟市のMGC三菱ガス化学アイスアリーナで行われた千秋楽を現地で見届けた。

 「これぞ『ザ・アイスショー』というものを見せてもらった。スケートの技術、チームワーク、そして個人の力。それぞれがいろんな姿を見せた素晴らしいショーだと思っています」

藤原 慎也

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藤原 慎也 (ふじわら・しんや)

全国紙で5年間の勤務を経て、2014年に入社。名古屋でプロ野球中日を取材。2016年末に東京運動部へ異動し、フィギュアスケート、体操、パラスポーツを担当。だんじり祭りで有名な岸和田市育ち。