フィギュアスケート女子で来年2月のミラノ・コルティナ冬季オリンピック代表を目指す住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)が29日、福岡市のオーヴィジョンアイスアリーナ福岡で、フリーのみで争う「オーヴィジョンアイスアリーナカップ」に出場し、120.93点で優勝した。
今年1月の世界ユニバーシティー冬季大会で金メダルを獲得した住吉は、2024~2025年シーズンと同じ演目「Adiemus」を演じた。冒頭のダブルアクセル(2回転半)-3回転トーループの2連続ジャンプで1.18点の出来栄え加点を引き出したが、続く大技の4回転トーループは3回転の判定となって転倒した。
住吉は新シーズンのグランプリ(GP)シリーズで第1戦フランス大会(10月17~19日・アンジェ)と第6戦フィンランド大会(11月21~23日・ヘルシンキ)にエントリー。ショートプログラム(SP)はマキシムのピアノ曲「Alba Lullaby」でミーシャ・ジーさんが振り付けを担当したことを明らかにしている。

