フィギュアスケートのアイスダンスで新カップルを結成した櫛田育良(くしだ・いくら)(木下アカデミー)島田高志郎(しまだ・こうしろう)(木下グループ)組が8日、拠点の京都府宇治市で報道陣に練習を公開し、男子シングルから転向した23歳の島田は「(フランス開催の)2030年のオリンピックを目指したい」と目標を掲げた。
初戦は9月23日のクリス・リード杯(長野)。女子との二刀流に挑む17歳の櫛田は「全日本選手権(12月・東京)でいい成績を残して四大陸選手権(来年1月・北京)に出場したい」と新シーズンを見据えた。
食事量や筋トレを増やした島田は、昨年12月と比べて体重が6~7㌔も増加したという。2人そろってターンを繰り返すツイズルや、櫛田を抱えながら滑るリフトを披露し「息を合わせる作業を怠らず、目標に突き進んでいきたい」と話した。
愛称は「いくこう」に決定。リズムダンス(RD)はアップテンポな「Got The Groove」、フリーはジャズの「ムーンライト・セレナーデ」など、それぞれ2曲を編集して使用することも明らかにした。