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2025.10.11

島田麻央、岡万佑子、岡田芽依、金沢純禾がファイナル進出 女子のジュニアGP全7戦終了 ハナ・バース(石崎波奈)は総合7位で届かず

 大相撲名古屋場所を観戦したフィギュアスケート女子の島田麻央=IGアリーナ(撮影:安本夏望)

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 フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズは10日、アブダビで行われたアラブ首長国連邦(UAE)大会で女子の全7戦が終了し、総合ポイント上位6人で争うファイナル(12月・名古屋市IGアリーナ)に日本勢は島田麻央(木下グループ)岡万佑子(木下アカデミー)岡田芽依(名東FSC)金沢純禾(木下アカデミー)の計4人が進出した。
 
 昨シーズンの3人(島田麻央、中井亜美、和田薫子)を上回った。

島田ただ一人の2連勝で総合トップ 岡と金沢はジュニアGPデビューシーズンでの進出

 UAE大会の島田はショートプログラム(SP)、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたフリーともにトップの合計201.17点で圧勝。4シーズン連続、今季ただ一人の2連勝を果たして堂々の総合1位となった。ファイナルでは4連覇が懸かる。
 
 韓国のキム・ユジェが総合2位。岡は3位、岡田は4位、金沢は5位で、いずれもファイナルに初めて駒を進めた。岡と金沢はジュニアGPデビューシーズンでの進出。

 キム・ユソン(韓国)が6位に入り、ファイナル枠はアジア勢が独占。母が日本人でオーストラリア代表のハナ・バース(石崎波奈)は2戦合計ポイントで並んだものの、最高順位がキムは優勝、バースは2位だったため総合7位で一歩届かなかった。

岡万佑子
岡田芽依
金沢純禾
井上 将志

この記事を書いた人

井上 将志 (いのうえ・まさし)

2003年共同通信入社。名古屋でプロ野球中日、フィギュアスケート、本社運動部でフィギュア、体操、東京五輪組織委員会を中心に担当。五輪は10年バンクーバーから夏冬計7大会を取材した。ジュネーブ支局時代は欧州を中心に世界各地をカバー。東京都出身。

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