フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズは10日、アブダビで行われたアラブ首長国連邦(UAE)大会で女子の全7戦が終了し、総合ポイント上位6人で争うファイナル(12月・名古屋市IGアリーナ)に日本勢は島田麻央(木下グループ)岡万佑子(木下アカデミー)岡田芽依(名東FSC)金沢純禾(木下アカデミー)の計4人が進出した。
昨シーズンの3人(島田麻央、中井亜美、和田薫子)を上回った。

島田ただ一人の2連勝で総合トップ 岡と金沢はジュニアGPデビューシーズンでの進出
UAE大会の島田はショートプログラム(SP)、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めたフリーともにトップの合計201.17点で圧勝。4シーズン連続、今季ただ一人の2連勝を果たして堂々の総合1位となった。ファイナルでは4連覇が懸かる。
韓国のキム・ユジェが総合2位。岡は3位、岡田は4位、金沢は5位で、いずれもファイナルに初めて駒を進めた。岡と金沢はジュニアGPデビューシーズンでの進出。
キム・ユソン(韓国)が6位に入り、ファイナル枠はアジア勢が独占。母が日本人でオーストラリア代表のハナ・バース(石崎波奈)は2戦合計ポイントで並んだものの、最高順位がキムは優勝、バースは2位だったため総合7位で一歩届かなかった。


