【サスカトゥーン(カナダ)共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、スケートカナダ第2日は1日、カナダのサスカトゥーンで行われ、女子は昨季世界選手権銅メダルで20歳の千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)がショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップの合計217・23点でGP初優勝を果たした。フリー、合計は自己ベスト更新。
最終滑走のフリーを演じ切ると、しばらく余韻に浸った後に珍しく何度も両拳を突き出した。モットーの「常に全力」を体現する千葉が、ファイナルを含めて通算6度目のGPで初の頂点。SPに続き、全ジャンプを着氷する安定感抜群の滑りだった。自己ベストを塗り替え「すごく自信につながる」。周囲も認める努力家が輝きを放った。
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