フィギュアスケートのミラノ・コルティナ冬季五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権は19日、東京・国立代々木競技場で開幕する。18日は公式練習で選手が調整。今月のグランプリ(GP)ファイナルで女子2位に入った17歳の中井亜美(なかい・あみ)(TOKIOインカラミ)は大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が好調で「五輪は目の前まで来ている。絶対に逃してはいけない」と初の代表入りへ決意を語った。
今季限りで引退の坂本花織(さかもと・かおり)(シスメックス)は「ベストな演技を」と史上5人目の5連覇に意欲。千葉百音(ちば・もね)(木下グループ)渡辺倫果(わたなべ・りんか)(三和建装・法大)住吉(すみよし)りをん(オリエンタルバイオ・明大)らも本番に備えた。
男子で昨年初優勝した鍵山優真(かぎやま・ゆうま)(オリエンタルバイオ・中京大)はトーループとサルコーの4回転ジャンプを精度良く決め「五輪1枠目(代表に自動決定する優勝)を必ず勝ち取りたい」と意気込んだ。佐藤駿(さとう・しゅん)(エームサービス・明大)や三浦佳生(みうら・かお)(オリエンタルバイオ・明大)友野一希(ともの・かずき)(第一住建グループ)も得点源の4回転を確認した。
2枠のペアは三浦璃来(みうら・りく)、木原龍一(きはら・りゅういち)組(木下グループ)と長岡柚奈(ながおか・ゆな)、森口澄士(もりぐち・すみただ)組、五輪団体要員1枠のアイスダンスは吉田唄菜(よしだ・うたな)、森田真沙也(もりた・まさや)組(以上木下アカデミー)の代表入りがほぼ確実。19日は各3枠を争う男子と女子のショートプログラム(SP)を実施し、最終日の21日に全種目の代表が発表される。



























































