ジュニア女子で4シーズン無敗の島田が挑むシニアの国際大会デビュー戦。腕試しの舞台で強敵となるのがロシア勢で結婚、出産を経た五輪銀メダリストのイグナトワ(旧姓トルソワ)だ。ベビーカーを押して会場入りすると、違う組の日本勢からも熱い視線を注がれる中、男子でも難しい4回転ルッツ―3回転トーループを決める異次元の練習内容だった。
17歳の島田はショートプログラム(SP)の曲をかけ、武器の3回転半を決めて調整を終えた。映像でしか見たことがないイグナトワの大技を目の当たりにし「すごかった。ジャンプの高さや力強さが違う」とびっくり。フリーでは4回転トーループを組み込むが、将来的には4回転ルッツも視野に入れるだけに「いい刺激をもらえた」と目を輝かせた。
2022年のウクライナ侵攻後、除外されたロシア勢が国際舞台に本格復帰。関係者によると、ロシアメディアが10社も駆け付けたという。注目が集まる大会で、3回転半を確認した中井は「高難度ジャンプを軽々と跳ぶので、どうやって跳ぶかを見て学びたい」と意欲的。青木も「4回転ルッツのお母さん(スケーター)なのですごい」と驚きを隠せなかった。











